2026 年 9 月に健康運動実践指導者の認定試験を受け、10 月に合格の通知をいただきました。
8 月から 9 月にかけて、計 3 期の養成講習会に通ったものです。 その後、登録の手続きが完了し、台帳に登録されました(2026 年 10 月 28 日 追記)。
まずは報告として。そのうえで、なぜこれを受けようと思ったのかを書かせてください。
どういう資格か
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団が認定しているものです。
医学的な基礎知識と運動生理学の知識をふまえ、 健康づくりを目的に作成された運動プログラムにもとづいて実践指導を行うための資格、 と定義されています。
私がこれまで持っている NSCA-CPT は、 全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)が認定する資格です。 こちらは「どう鍛えるか」に強い。
対して今回のものは、一般の生活者に向けた健康づくりの運動に軸があります。 対象になるのは、アスリートではなく、ごく普通に生活している人たちです。
なぜ受けたか
パーソナルトレーニングを続けていると、健康診断の結果を見せていただく機会が増えます。
血圧が高めだと言われた。γ-GTP が基準を超えた。血糖値が引っかかった。 腰や膝に持病がある。薬を飲んでいる。
こういう話を伺ったとき、以前の私は 「無理のない範囲で」という曖昧な言い方に逃げていた場面がありました。
運動をしてよいかどうかを決めるのは、医師です。私にはできません。 ですが、医師から許可が出たあとの「では具体的に何を、どれくらいやるのか」は、 そこから先の話です。
その部分に根拠を持てていないまま進めるのは、無責任だと思いました。
2026 年 7 月には Doctor's Fitness Academy を修了し、 医師の視点から運動指導を見る機会もいただきました。 今回の資格は、その続きです。
何が変わるか
ひとつは、医師の指示を、運動の中身に翻訳しやすくなることです。
主治医から言われたこと、健診の結果に書かれていること。 それを「ではこの種目を、この重さで、この回数で」というところまで落とし込む。 その橋渡しの精度が上がります。
もうひとつは、説明できるようになることです。
なぜこの種目なのか。なぜ今日は強度を下げるのか。 言われたとおりにやるだけの時間ではなく、 ご自身で身体の扱い方が分かっていく時間にしたいと思っています。
一人でトレーニングできるようになって、 私が必要なくなるのが理想です。
当ジムは医療機関ではありません。診断や治療を行うことはできません。 持病をお持ちの方、治療中の方、健診で指摘を受けている方は、 運動を始めてよいかどうかを必ずかかりつけの医師にご確認ください。 そのうえで、許可の範囲内でご一緒させていただきます。
この先のこと
次は健康運動指導士を目指しています。
こちらは医学的な知識にもとづいた運動プログラムの作成が中心で、 生活習慣病のリスクを抱えた方への個別指導まで含む領域です。 健康運動実践指導者の登録が完了したので、その養成講習会の受講資格のひとつを満たしています。
受講の時期はこれから決まります。確定したら、またご報告します。
私は、トレーニングを「若いうちの趣味」で終わらせたくないと思っています。
40 代、50 代、その先まで動ける身体でいるために何が要るのか。 そこには、気合いや根性ではなく、医学と運動科学の積み重ねがあります。
学び続けるのは、そのためです。
お客様が安心して身体を預けられる相手でありたい。 いまはそれだけのために、勉強しています。